妊娠中期になると、次第にお腹が大きくなり、寝苦しくなってきます。
そんな時に妊婦さんの味方になってくれるのが「抱き枕」です。
妊娠中期からおすすめの抱き枕について、解説していきます。
プレママさんだけでなく、プレパパさんにも読んでいただきたい記事です。
妊娠中期(妊娠16~27週)は、悪阻がだんだんと落ち着いて体調が安定し、胎動を感じやすくなる方が多く、安定期とも呼ばれています。
しかし、この頃からはだんだんとお腹も大きくなってくるので、あおむけ寝や寝返りを打つことが難しくなり、眠りが浅くなるなど睡眠に関するトラブルは起こりやすくなってきます。
そんな妊娠中の困った睡眠トラブルをやわらげるのに活躍してくれるのが、抱き枕です。
抱き枕を使うことで自然と横向きの姿勢がとれるので、妊娠中期以降の寝苦しさの改善が期待できます。
横向きで寝る際、肩や腰に圧力が集中するため腰痛などを引き起こしやすいですが、抱き枕があれば圧力が分散されるため、肩や腰にかかる負担を軽減してくれます。
他にも、抱き枕を足の間に挟むことで、足を心臓よりも高くして眠ることができるので、妊娠中の睡眠を妨げるつらいむくみの解消やこむら返りの予防にも効果が期待できます。
また、腰痛や貧血などの体調不良でつらい時には、抱き枕を活用してシムス位という体位をとるのがおすすめです。
シムス位とは、片ひざか両ひざを曲げて横向きになる体位のことです。
シムス位をとることで気道やお腹の圧迫が緩まり、リラックスした状態になることができるため、妊婦さんにとって一番楽な体位とも言われています。
<シムス位の取り方>
①体の左側を下にして横向きに寝る
②体を少しうつ伏せ気味にし、左足を楽な位置まで伸ばす
③右足の付け根と膝を曲げ、左足よりも前に出す
④左手は体の後ろで楽に伸ばし、右手は肘を曲げて楽な位置に置く
ここからは、自分にぴったりの抱き枕を見つけるために覚えておきたい選び方のポイントについて解説していきます。
最もスタンダードな形状で、シムス位を取りやすいです。
お腹を優しくサポートし、産後は授乳クッションや赤ちゃんのお座りサポートクッションとしても使えるものも多いです。
身体を包み込むような形状で、背中からお腹までしっかりサポートします。
座り姿勢の時に腰あてとしても使えます。
頭から足先まで全身を包み込む形状で、腰痛を和らげる効果があり、授乳クッションとして使えるものもあります。
細長い形状で抱きつきやすく、シンプルなデザインが特徴です。寝返りを打つのもスムーズです。
妊婦さん向けの抱き枕の中には、妊娠期間が終わってからも授乳クッションや赤ちゃんのお座りサポートクッションなどいろいろな用途で活用できる商品もあります。
購入するなら長く使えるものを選びたい!という方は、べビューに寄せられた口コミを参考に、それぞれの抱き枕の機能性についても確認してみてくださいね◎
抱き枕の素材は、肌触りの良い綿素材のものが人気です。
また、妊娠中は体温が上がるので、通気性の良いものを選ぶと暑くて寝付きにくい夏でも快適に過ごすことができます。
抱き枕は中身の素材によって硬さや抱き心地、もちの良さも変わってきます。
抱き枕は肌に直接触れるものなので、なるべく清潔に保ちたいものです。
また、産後は授乳クッションとして使い続ける場合には、赤ちゃんが吐き戻しで汚れてしまうことも多々あります。
そんな時には、丸洗いができたりカバーを取り外して洗濯できるものを選ぶのがおすすめです。
洗濯機洗い可能なものだと、お手入れがしやすいのでおすすめです。実際の使用場面を想像してより使いやすいものを選んでみてくださいね。
ベビューでは、毎週「抱き枕」の最新ランキングを、現役ママからの口コミに基づいて更新しています。
詳しい商品情報も一目で確認できるので、ぜひ参考にしてピッタリの抱き枕を選んで、妊娠期を快適に過ごしてくださいね♪